目次
- 1.自然な仕上がりを叶える、自家軟骨による鼻整形
- 2.耳介軟骨とは?
- 3.耳介軟骨を使用する主な鼻整形の目的
- 4.メリット(利点)
- 5.デメリット(注意点)
- 6.よくある質問(Q&A)
- 7.自然で柔らかい鼻先を目指すなら耳介軟骨が有効
自然な仕上がりを叶える、自家軟骨による鼻整形
鼻先の形を整えたいと考えたとき、よく用いられる材料のひとつが「耳介軟骨(じかいなんこつ)」です。自分の体から採取した軟骨を使うことで、人工物に頼らず、自然で柔らかい印象の鼻先を作ることができます。本記事では、耳介軟骨を使用した鼻整形のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
耳介軟骨とは?
耳介軟骨とは、耳の裏側(耳介)から採取される弾力性のある軟骨のことです。主に鼻先の形成や鼻孔の補強、左右差の修正などに使用されます。
・「耳の内側のY字型の軟骨」から必要な量だけ採取
・傷跡は耳のしわに隠れるため目立ちにくい
・強度は中程度で、形の自由度が高い
耳介軟骨を使用する主な鼻整形の目的
・鼻先(鼻尖)をシャープに整える
・団子鼻を細くナチュラルに改善
・短くなった鼻を自然に伸ばす
・過去の整形による鼻先の硬さや変形の修正
耳介軟骨は主に鼻尖形成術(tip plasty)に用いられ、人工物を使わずにナチュラルな仕上がりを希望する方に適した材料です。
メリット(利点)
1. 自家組織なので拒絶反応がない
耳介軟骨は自分の組織のため、異物反応やアレルギー反応のリスクがほとんどなく、安全性が高いのが大きな利点です。
2. 柔らかく自然な触り心地
鼻先のように動きが大きく目立つ部位には、適度な柔軟性を持つ耳介軟骨が最適。術後も触感が自然で、「整形した感」が出にくいです。
3. 傷跡が目立たない
耳の裏側から採取するため、日常生活で見える場所に傷が残らないのも嬉しいポイントです。
4. 細かいデザインに向いている
耳介軟骨は加工がしやすく、ミリ単位の繊細なデザインにも対応可能。丸みを帯びた自然な鼻先を作りやすく、女性的で柔らかい印象に仕上がります。
デメリット(注意点)
1. 強度がやや弱い
肋軟骨と比べると柔らかいため、高さや支持力が必要な隆鼻術には向きません。主に「鼻先の形成」や「補助的な補強」に使われます。
2. 採取部位(耳)にも軽い負担がある
軟骨を耳から採取するため、耳に小さな傷や軽度の変形が残る可能性があります。※通常は外見上ほとんど分からず、時間とともに目立たなくなります。
3. 量に限りがある
1回で採取できる軟骨量には限界があるため、大きな再建や広範囲の補強には不向きです。必要に応じて肋軟骨との併用も検討されます。
よくある質問(Q&A)
Q. 耳の形が変わってしまうことはありますか?
A. 医学的に安全な範囲で採取するため、耳の形が大きく変わることはありません。術後は一時的に腫れや赤みが出ることがありますが、時間とともに回復します。
Q. 再手術でも使えますか?
A. はい。他院修正や再手術でも有効です。変形した鼻先の修正や皮膚が薄くなった部分の補強に使われることがあります。
Q. シリコンを使わずに鼻整形できますか?
A. 耳介軟骨は、自家組織のみでナチュラルな仕上がりを目指す場合に適しています。当院ではプロテーゼを使わない鼻整形(LIFE NOSE)も提供しています。
自然で柔らかい鼻先を目指すなら耳介軟骨が有効
鼻整形の目的は、単に鼻を高くすることではありません。
**「あなたの顔に最も似合う鼻」**を見つけることこそ、整形の成功といえます。
アジア人特有の骨格・皮膚・表情の動きに合わせたオーダーメイドデザインで、
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BIKAN CLINICではカウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
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