なぜBIKANは肋軟骨を「砕かない」のか?
粉砕型肋軟骨とブロック型彫刻肋軟骨の違い
ブロック型肋軟骨/鼻整形筋膜移植/オーダーメイド鼻整形/軟骨変形リスク/粉砕型肋軟骨/LIFE NOSE
肋軟骨の鼻整形、時間が経つと低くなる?「細かく砕いて入れる」術式に潜む落とし穴
前回のコラムでは、LIFE NOSEが「完全自家肋軟骨」にこだわる理由についてお話ししました。
今回は、同じ自家肋軟骨を使った鼻整形でも、実は医師によって大きく異なる「軟骨の使い方」について解説します。
患者様から見ると同じ「肋軟骨による鼻整形」でも、その加工方法によって将来的な安定性や仕上がりには大きな差が生まれます。
肋軟骨は大きく2つの使い方がある
自家肋軟骨を鼻筋へ使用する場合、主に次の2つの方法があります。
粉砕型肋軟骨
肋軟骨を細かく砕き、筋膜などで包んで鼻筋へ移植する方法です。
比較的広く行われている術式で、
・加工しやすい
・手術時間を短縮しやすい
・軟骨の変形リスクを抑えやすい
という特徴があります。
ブロック型彫刻肋軟骨
一方、BIKANのLIFE NOSEでは、肋軟骨を細かく砕くことは行いません。
採取した肋軟骨を一本のブロックとして使用し、患者様の骨格や希望するデザインに合わせてミリ単位で削り出していきます。
いわば、
「既製品」ではなく「オーダーメイド」
の鼻筋を作るための技術です。
なぜ粉砕型が多く採用されているのか?
理由のひとつは技術的な難易度です。
肋軟骨は非常に硬く、一本の軟骨から美しいラインを削り出すには豊富な経験と高度な彫刻技術が必要になります。
また、肋軟骨には時間の経過とともに曲がろうとする「ワーピング」という性質があります。
細かく砕いてしまえば、その変形リスクをある程度回避できるため、多くの施設で採用されているのです。
BIKANがブロック型にこだわる理由
私たちがブロック型を選択する理由はシンプルです。
それは、
「より長く、美しいラインを維持したいから」
です。
理由① 形が安定しやすい
細かく砕いた軟骨は、時間の経過とともに一部が吸収されることがあります。
その結果、
「昔より鼻筋が低くなった気がする」
という変化が起こることもあります。
一方、ブロック型は軟骨本来の構造を維持したまま生着するため、長期的な安定性に優れています。
理由② 美しい鼻筋を作りやすい
鼻整形は単純に高さを出す手術ではありません。
重要なのは、
「どれだけ自然で美しいラインを作れるか」
です。
ブロック型の肋軟骨は強度があるため、
・細く洗練された鼻筋
・なめらかな曲線
・自然な立体感
を表現しやすくなります。
LIFE NOSEで目指しているのは、鼻だけが目立つデザインではなく、お顔全体に馴染む自然な美しさです。
難しいからこそ価値がある
ブロック型肋軟骨は、どの医師でも簡単に行える術式ではありません。
軟骨の採取、設計、彫刻、固定。
そのすべてに高い技術が求められます。
しかし私たちは、その手間を惜しみません。
なぜなら患者様には、
「今だけ綺麗な鼻」ではなく、「10年後も安心できる鼻」
を手に入れていただきたいからです。
次回予告
ブロック型肋軟骨には、大きな課題がひとつあります。
それが、
「ワーピング(軟骨の変形)」
です。
次回は、LIFE NOSEの中核技術ともいえる、
「軟骨の曲がりを防ぐ独自技術」
について詳しく解説します。
ブロック型彫刻肋軟骨(LIFE NOSE)に関するよくあるご質問(FAQ)
Q. 肋軟骨を「細かく砕いて筋膜で包む」方法と、何が違うのですか?
A. 細かく砕いた軟骨をこんにゃく状にして入れる方法は、医師にとっては加工しやすく変形リスクを避けやすいというメリットがあります。しかし、バラバラになった軟骨は時間の経過とともに一部が体内に吸収されやすく、「数年経ったら鼻筋が低くなってしまった」というトラブルが起こり得ます。一方、当院の『ブロック型』は、軟骨本来の硬さと構造を保ったまま移植するため、長期的に高さや形状が変化しにくいのが最大の違いです。
Q. ブロック型の肋軟骨だと、プロテーゼのように「いかにも整形しました」という鼻になりませんか?
A. いいえ、むしろ逆です。既製品であるシリコンプロテーゼとは異なり、ブロック型肋軟骨は患者様の元の鼻骨の凹凸や、お顔全体のバランスに合わせてミリ単位でなめらかに削り出します。そのため、おでこから鼻先にかけてのラインが非常に自然に馴染み、細く洗練されているのに「天然の美しい鼻筋」のような仕上がりになります。
Q. なぜ他のクリニックでは、ブロック型の肋軟骨があまり使われないのですか?
A. 主に2つの理由があります。1つ目は、非常に硬い肋軟骨から左右対称で完璧にまっすぐな美しいラインを削り出すには、極めて高度な「彫刻技術」と長年の経験が必要だからです。2つ目は、肋軟骨特有の「経年変化で曲がろうとする性質(ワーピング)」を制御するのが非常に難しいからです。技術難易度が跳ね上がるため、多くの施設では砕く方法や人工物を選びがちです。
Q. ブロック型だと鼻筋が曲がってしまう(変形する)と聞いて不安です。
A. ご指摘の通り、ただ削っただけの肋軟骨は将来的に曲がる(ワーピング)リスクがあります。しかし、BIKANのLIFE NOSEでは、その変形を未然に防ぐための独自の中核技術を構築しています。軟骨のどの部分をどう切り出し、どう固定すれば20年後もまっすぐな美しい鼻筋を維持できるか、計算し尽くした手術を行っています(※詳細は次回のコラムで徹底解説いたします)。
Q. 自家組織だけの鼻整形(LIFE NOSE)は、プロテーゼからの入れ替え(修正手術)でも可能ですか?
A. はい、非常に適しています。過去のプロテーゼ手術によって皮膚が薄くなっている方や、異物反応で鼻が硬くなっている(拘縮している)方こそ、人工物をすべて抜去し、ご自身のブロック型肋軟骨に入れ替えることで、安全かつ自然な鼻筋を取り戻すことができます。当院でも非常に多くの入れ替え・修正手術を行っています。
BIKAN CLINICでは3D-CT撮影を用いてカウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。 無理な勧誘や営業は一切ございません。小さなお悩みでもご相談ください。
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