鼻が感染したらどうなる?
「少し赤いだけ」が危険なサインかもしれません
鼻整形後に患者様が最も不安になるトラブルの一つが「感染」です。
「鼻先が少し赤い気がする」
「触ると痛い」
「腫れが引かない」
このような症状が出ると、
「感染してしまったのでは…」
と心配になる方も少なくありません。
しかし実際には、感染には初期症状があり、早期に適切な対応を行うことで大きなトラブルを防げるケースも多くあります。
今回は、鼻整形後に感染するとどのようなことが起こるのかについて解説します。
感染とは?
感染とは、
細菌が組織内で増殖し、炎症を起こしている状態です。
術後は誰でも多少の腫れや赤みがありますが、
感染では通常のダウンタイムとは違う変化が現れます。
初期症状
感染初期には、
・赤みが強くなる
・熱を持つ
・ズキズキした痛みが増える
・腫れが日に日に悪化する
といった症状がみられます。
通常の術後経過では、
時間とともに痛みや腫れは落ち着いていきます。
反対に、
日に日に悪化している場合は注意が必要です。
感染が進行すると…
さらに炎症が進むと、
・膿が出る
・傷口が開く
・鼻先の皮膚が薄くなる
・発熱
などが起こることがあります。
ここまで進行すると、
薬だけでは改善が難しくなるケースもあります。
なぜ感染すると危険なの?
感染そのものも問題ですが、
一番怖いのは
組織へのダメージです。
炎症が続くことで、
血流が悪くなり、
皮膚や軟骨が傷つきます。
その結果、
・拘縮
・変形
・鼻先が短くなる
・左右差
などの後遺症につながる可能性があります。
「様子を見る」は危険なことも
感染初期は、
「少し赤いだけ」
「少し痛いだけ」
ということも少なくありません。
しかし、
その数日後に急激に悪化するケースもあります。
自己判断せず、
違和感があれば早めに診察を受けることが大切です。
BIKANの考え方
BIKANでは、
感染が疑われる場合、
まず現在の炎症の程度を丁寧に評価します。
無理に手術を進めることはありません。
必要に応じて、
抗生剤による治療、
排膿処置、
人工物の評価などを行い、
まず感染をしっかりコントロールすることを最優先にしています。
感染しても諦める必要はありません
「感染したら終わり。」
そう思われる方も多くいらっしゃいます。
しかし実際には、
適切なタイミングで適切な治療を行えば、
再建できるケースは数多くあります。
大切なのは、
無理をしないこと。
そして、
早めに専門医へ相談することです。
次回予告
次回は、
「感染と拘縮は何が違うの?」
というテーマについて解説します。
混同されることの多い二つの状態ですが、
実は原因も治療法も全く異なります。
違いを分かりやすくご説明します。
鼻整形後の感染初期症状と対応に関するよくあるご質問(FAQ)
Q. 術後2週間が経ち、鼻先の一部だけがうっすらと赤く、触ると少し痛みます。熱はありませんが、これも感染のサインでしょうか?
A. 感染の初期兆候である可能性を否定できません。通常の術後経過(ダウンタイム)であれば、2週間が経過する頃には赤みや痛みはピークを過ぎ、徐々に改善していくのが一般的です。もし「2週間経ってから新しく赤みが出てきた」「赤みや痛みが日に日に強くなっている」と感じる場合は、皮膚の内部で細菌が微小な炎症を起こしているサインかもしれません。熱感がなくても、早期に対処することで内服薬(抗生剤)のみで沈静化できるケースが多いため、まずは早めに執刀医や当院のような専門クリニックへご相談ください。
Q. 感染してしまった場合、鼻に入っているプロテーゼや移植した軟骨は、すぐにすべて抜去しなければならないのでしょうか?
A. 必ずしも「即時抜去」が必要とは限りませんが、感染の段階や原因物質によって判断は分かれます。シリコンプロテーゼなどの人工物の周りで細菌が増殖している場合(人工物感染)、抗生剤だけでは完全に細菌を死滅させることが難しいため、一度抜去が必要になるケースが比較的多いです。一方で、ご自身の軟骨(自家組織)のみを使用している場合や、ごく初期の感染であれば、適切な点滴治療や洗浄、局所の処置によって素材を温存したまま感染を鎮められることもあります。BIKANでは検査や視診・触診から、温存が可能か抜去すべきかを極めて慎重に診断します。
Q. 以前他院で「感染しているから今すぐには修正再建手術ができない。半年以上待つように」と言われました。なぜ炎症がある状態ではすぐに再建できないのですか?
A. 細菌による活動性の炎症が残っている(燃え盛っている)状態で無理に新しい軟骨を移植して再建を行っても、移植した軟骨が新たな細菌の温床となり、感染をさらに悪化・泥沼化させてしまうからです。また、炎症期は組織が非常に脆く傷つきやすいため、手術の操作自体が皮膚の壊死やさらなる変形を引き起こす引き金になります。そのため、「まずは感染の火を完全に消し去ること(消炎)」を最優先とし、組織が健全な状態に回復するのを待ってから、安全に『LIFE NOSE』などの再建手術を行うのが医学的に正しい鉄則なのです。
BIKAN CLINICでは3D-CT撮影を用いたカウンセリングを行っています。初めての鼻整形や他院修正、再手術など、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。 無理な勧誘や営業は一切ありません。まずはLINEからお気軽にご相談ください。
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