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BIKAN CLINIC COLUMN

【鼻の感染 完全ガイド 第2回】

Posted on 2026年8月12日2026年7月17日 By bikancolumnmaster

感染と拘縮は何が違う?

実はまったく別のトラブルです

修正鼻のご相談で、患者様からよくいただく質問があります。

「拘縮って感染のことですか?」
「鼻が赤いから拘縮していますか?」

実は、この2つは混同されやすいものの、原因も症状も治療法も全く異なる状態です。

今回は、「感染」と「拘縮」の違いについて分かりやすく解説します。


感染とは「炎症が起きている状態」

感染とは、

細菌が組織内で増殖し、炎症を起こしている状態です。

代表的な症状は、

・赤み

・熱感

・強い痛み

・腫れ

・膿

・発熱

など。

比較的急激に症状が現れることが多く、

数日単位で悪化していくケースもあります。

まずは感染を止めることが最優先となります。


拘縮とは「傷跡が縮む現象」

一方で拘縮とは、

傷を治そうとする過程でできた瘢痕組織が過剰に硬くなり、

鼻全体を縮ませてしまう状態です。

症状としては、

・鼻先が上を向く

・鼻が短く見える

・鼻先が硬い

・皮膚が突っ張る

・鼻の穴が目立つ

などがあります。

炎症ではなく、

組織が縮んでしまうことが問題になります。


感染すると拘縮になることもある

実はこの2つには大きな関係があります。

感染すると、

強い炎症が起こります。

その炎症を治そうとして、

大量の瘢痕組織が作られることで、

拘縮へ移行してしまうことがあります。

つまり、

感染は拘縮の原因の一つなのです。

ただし、

拘縮の原因は感染だけではありません。


拘縮は感染がなくても起こる

例えば、

・強いテンションをかけたデザイン

・何度も繰り返した手術

・プロテーゼによる慢性的な刺激

・体質

などでも拘縮は起こります。

そのため、

拘縮=感染ではありません。


治療法も全く違います

感染では、

まず炎症を止めることが最優先です。

必要に応じて、

・抗生剤

・排膿処置

・人工物の抜去

などを行います。

一方、拘縮では、

炎症ではなく硬くなった組織への治療が必要になります。

BIKANでは、

SVFやPRPなどの再生医療を組み合わせながら、

皮膚や血流の状態を整え、

その後に肋軟骨による再建を行うケースもあります。

同じ「修正鼻」でも、

治療の考え方は大きく異なるのです。


自己判断しないことが何より大切

「赤いから拘縮だ。」

「痛くないから感染ではない。」

このように自己判断してしまうのは危険です。

感染と拘縮では、

治療を始めるタイミングも内容も大きく違います。

だからこそ、

まずは現在の状態を正確に診断することが重要です。


BIKANの考え方

BIKANでは、

「感染なのか」

「拘縮なのか」

あるいは、

感染後の拘縮なのかまで見極めた上で治療方針を決定します。

見た目だけでは判断できないケースも多いため、

皮膚の状態や血流、組織の硬さなどを総合的に評価し、その方に最適な治療をご提案しています。


次回予告

次回は、

「プロテーゼ感染は必ず抜かなければならない?」

というテーマについて解説します。

感染したら必ず抜去が必要なのか。

残せるケースはあるのか。

修正鼻をご検討されている方が最も気になるポイントを詳しくお話しします。

感染と拘縮の違い、および治療方針に関するよくあるご質問(FAQ)

Q. 鼻先が少し赤くて硬いのですが、これが「感染による赤み」なのか「拘縮による皮膚の突っ張り」なのかを自分で見分ける方法はありますか?

A. ご自身で正確に見分けることは極めて困難であり、非常に危険です。目安として、数日単位で「熱感やズキズキとした強い痛みが悪化している」「腫れや赤みが広がっている」場合は、細菌が増殖している【急性の感染】の可能性が高く、大至急の消炎・抗生剤治療が必要です。一方で、「痛みはほぼないが、数ヶ月〜数年かけて鼻先が上を向き、触ると軟骨のようにガチガチに硬い」場合は【慢性の拘縮】が疑われます。しかし、拘縮の背景に微小な慢性感染が隠れているケースも多いため、必ずCT検査や専門医による触診を受けてください。

Q. 過去の感染が原因で拘縮してしまったお鼻でも、再び綺麗な形に再建(LIFE NOSE)することは本当に可能ですか?

A. はい、十分に可能です。ただし、感染を経たお鼻の内部は、激しい炎症によって元々の自己軟骨が溶けて崩れていたり、組織が瘢痕(傷跡の組織)で埋め尽くされて血流が著しく低下しています。そのため、一般的なお鼻の手術のようにただ軟骨を移植するだけでは生着せず、再発のリスクがあります。BIKANでは、まずSVF(脂肪由来幹細胞)やPRPなどの再生医療を用いて皮膚と組織の血流・柔軟性を根本から回復させ、その上で強固な自家肋軟骨を用いて土台をゼロから再構築するアプローチを行い、長期的に安定するお鼻を再建します。

Q. 感染が起きている(現在鼻が腫れていて膿が出ている)最中に、同時に拘縮を防ぐための再建手術を行うことはできますか?

A. いいえ、活動性の感染(細菌が暴れている状態)がある間は、絶対に再建手術を同時に行ってはなりません。炎症が燃え盛るお鼻の中に新しい軟骨や人工物を挿入しても、それらがすべて細菌の標的となり、感染をさらに悪化・慢性化させて皮膚の壊死を招くことになります。鉄則は「まず消炎(抗生剤や排膿、必要に応じた人工物抜去)に専念すること」です。完全に感染を鎮火させ、組織の傷が落ち着いた(通常は数ヶ月後)適切なタイミングで再建手術を行うことが、結果的にお鼻を最も美しく、安全に維持する近道となります。

BIKAN CLINICでは3D-CT撮影を用いたカウンセリングを行っています。初めての鼻整形や他院修正、再手術など、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。 無理な勧誘や営業は一切ありません。まずはLINEからお気軽にご相談ください。

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院長 PARK KWANGMIN
鼻専門医歴20年
最寄駅 東京メトロ / 銀座一丁目駅 5番出口 徒歩約1分
JR / 有楽町駅 京橋口 徒歩約5分
診療時間 10:00〜19:00
休診日 木曜日 / 日曜日
元旦1月1日、学会などにより休診日になることもございます。
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