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BIKAN CLINIC COLUMN

【修正材料 完全ガイド 第2回】

Posted on 2026年8月31日2026年7月18日 By bikancolumnmaster

耳介軟骨だけでは足りない理由

修正鼻では「量」よりも「支える力」が重要になります

鼻整形でよく使われる材料の一つが、耳から採取する耳介軟骨です。

「耳の軟骨で十分ではないですか?」

このようなご質問をいただくことも少なくありません。

結論からお伝えすると、

初回の鼻整形では十分対応できるケースもありますが、修正鼻では耳介軟骨だけでは対応が難しいケースが多くあります。

その理由をご説明します。


耳介軟骨は柔らかく、自然な素材

耳介軟骨は採取時の負担が比較的少なく、

鼻先の微調整や形を整える材料として非常に優れています。

自然な丸みを作りたい場合や、

少し高さを調整したい場合には適した素材です。

初回手術では十分活躍する場面も多くあります。


修正鼻では状況が大きく変わる

しかし修正鼻では、

単純に形を整えるだけではありません。

・拘縮で短くなった鼻を伸ばす

・曲がった鼻を支える

・失われた土台を再建する

・長期間安定させる

こうした目的では、

強い支持力が必要になります。


耳介軟骨だけでは支えきれないことも

耳介軟骨は柔軟性がある反面、

大きな力を支える構造には向いていません。

特に拘縮鼻では、

皮膚や瘢痕組織が強い力で鼻先を引き上げています。

その力に対抗するためには、

十分な硬さと厚みを持った材料が必要です。

耳介軟骨だけでは、

時間の経過とともに鼻先が後戻りしてしまうリスクもあります。


採取できる量にも限界がある

耳から採取できる軟骨には限りがあります。

修正鼻では、

鼻筋・鼻柱・鼻先・土台など、

複数の部位を補強する必要があることも少なくありません。

必要な量が不足すると、

理想の再建が難しくなる場合があります。


自家肋軟骨だからできる再建

自家肋軟骨は、

十分な量と強度を確保できるため、

鼻全体を一つの素材で再建することが可能です。

必要な長さや厚みに合わせて加工できるため、

複雑な修正症例にも柔軟に対応できます。


耳介軟骨にも大切な役割があります

もちろん、

耳介軟骨が必要ないという意味ではありません。

修正鼻でも、

細かなラインの調整や、

鼻先の繊細な仕上げには耳介軟骨を組み合わせることがあります。

大切なのは、

どの材料が優れているかではなく、その鼻に最適な材料を選択することです。


BIKANが考える修正鼻

修正鼻では、

材料を選ぶことが目的ではありません。

患者様のお鼻の状態を正確に分析し、

必要な部位に必要な材料を適切に使い分けることが、美しい仕上がりと長期的な安定につながります。

BIKANでは、一人ひとりのお鼻の状態に合わせて、自家肋軟骨・耳介軟骨・真皮などを組み合わせながら、最適な再建方法をご提案しています。


修正鼻における耳介軟骨の特性と複合的再建に関するよくあるご質問(FAQ)

Q. 過去の他院手術で一度耳介軟骨(耳の軟骨)を使用しています。今回の修正手術で、もう一度同じ耳、あるいは反対側の耳から軟骨を採取して再建に使うことは可能ですか?

A. 技術的に一度使っていない側の耳から再度採取することは可能ですが、修正手術の主たる支持組織として使用することは推奨されません。耳介軟骨は「弾性軟骨」と呼ばれる非常にしなやかで柔らかい性質を持っており、初回手術の微調整には適していますが、前回の術後瘢痕によってガチガチに硬化し、縮もうとする強い拘縮圧がかかっている修正鼻においては、追加した耳介軟骨そのものが圧力に耐えかねて数ヶ月で潰れたり、歪んだりして後戻りを起こすリスクが非常に高いためです。土台を支える強固な柱としては、最初から自家肋軟骨を選択するのが安全です。

Q. 「耳介軟骨だけでは足りない」とのことですが、BIKANの他院修正では耳介軟骨は一切使わないのでしょうか?

A. いいえ、決してそのようなことはありません。耳介軟骨には「本物の鼻先に近い柔らかさと、自然な丸みを作り出せる」という、肋軟骨にはない極めて優れた真皮親和性と質感のメリットがあります。BIKANの修正手術では、お鼻を上向きから下向きへと根本から引き伸ばして固定する最も強い力がかかる主骨格(土台)に「自家肋軟骨(LIFE NOSE)」を使用し、その頑丈な土台の最先端(キャップ)部分に、皮膚への当たりを柔らかくし、ツンとした不自然さを防ぐ目的で耳介軟骨を優しく重ね合わせる、といった高度な複合使い分けを行っています。

Q. 他院で耳介軟骨を使った鼻中隔延長術を受けましたが、時間が経つにつれて鼻先が徐々に左側に曲がってきてしまいました。これも強度の問題ですか?

A. その可能性が非常に高いです。耳介軟骨は元々シェル(貝殻)状の独特なカーブ(湾曲)を持った軟骨です。これを無理にまっすぐな柱(ストラット)として鼻中隔の延長に使用すると、術直後は良くても、周囲の傷跡が治っていく過程で生じる強力な瘢痕収縮の引き込み力(拘縮圧)に負けてしまい、耳介軟骨本来の曲がろうとする性質が呼び起こされ、鼻先全体が片側に傾いたり、歪んで変形したりする原因になります。曲がった柱の修正には、元々完全に直線的な強度を持ち、歪むことのない強固な自家肋軟骨による土台の再置換が必要不可欠となります。

BIKAN CLINICでは3D-CT撮影を用いたカウンセリングを行っています。初めての鼻整形や他院修正、再手術など、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。 無理な勧誘や営業は一切ありません。まずはLINEからお気軽にご相談ください。

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院長 PARK KWANGMIN
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