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「整形したと気づかれたくない」「自然だけど洗練された鼻になりたい」
鼻整形をご希望される多くの方が、このような“自然さ”を求めています。
では、“自然な鼻”とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか?
単に“高い”“細い”だけではなく、顔全体とのバランスが取れた比率が非常に重要です。
このコラムでは、理想的な鼻の黄金比や自然に見せるためのポイントをご紹介します。
鼻の比率は「顔全体とのバランス」がカギ
顔立ちは一人ひとり異なり、万人に共通する“完璧な鼻”は存在しません。
しかし、美容医学的には「美しく自然に見える比率」があります。主な基準は以下の通りです。
1. 鼻筋のライン(鼻根〜鼻先)
横顔から見たとき、額からなだらかにつながる鼻筋が自然です。
・鼻根の高さは目頭よりやや下、2〜4mmが理想的。
・鼻筋は真っ直ぐすぎると不自然に見えるため、ほんのりカーブ(ナチュラルドロップ)があると柔らかな印象に。
2. 鼻唇角(鼻と上唇の角度)
横顔の印象を大きく左右する重要なポイントです。
・女性:95〜105度(やや上向き)
・男性:90〜95度(直線的でシャープ)
鼻先を上げすぎると不自然に見えるため、バランスの取れたデザインが必要です。
3. 鼻の長さと顔のバランス
鼻の長さ(眉間〜鼻先)は、顔の縦の長さの約1/3が理想。
短すぎると幼い印象に、長すぎると顔が間延びして見えるため、全体の輪郭に合わせて調整します。
4. 鼻翼(小鼻)の幅
正面から見たとき、小鼻の幅は両目の内側の距離と同じかやや狭い程度が自然。
鼻筋が細くても小鼻が広いとバランスが崩れるため、小鼻縮小が必要なケースもあります。傷跡が目立ちにくい切開法を採用します。
5. 鼻先の形
鼻先は丸すぎず、尖りすぎず、皮膚の厚みに合った自然な丸みが理想。
無理に細くすると、皮膚の圧迫や赤み・拘縮の原因になることもあるため慎重にデザインします。
自然な鼻を作るための施術ポイント
✅ 顔全体のバランスを重視
鼻単体ではなく、目・唇・輪郭と調和するデザインが重要です。
✅ 使用する材料にもこだわりを
プロテーゼだけでなく、自家軟骨(耳介軟骨・肋軟骨)を活用することで、より自然な形と質感を実現します。
✅ 過度な変化は避ける
無理な高さや極端なデザインは、“整形顔”の原因になります。自然な変化を心がけます。
当院のデザイン方針
「自然美」と「機能性」の両立
当院では、「黄金比」にとらわれず、以下の視点からデザインを行います。
・顔全体との調和(自然に見えるか)
・個性の尊重(その人に似合うか)
・機能性の確保(呼吸のしやすさ、皮膚への負担がないか)
また、再建・修正が必要なケースでも、自家軟骨を用いたLIFE NOSE法など、構造的にもナチュラルで強度のある施術をご提案しています。
「あなたにとっての自然」を見つける
理想的な比率はあくまで“目安”です。
最も大切なのは「その人の顔に自然に馴染む鼻」であること。
当院では、一人ひとりの骨格・肌質・ご希望を丁寧にカウンセリングし、自然で後悔のない鼻整形をご提案いたします。
▶ 自分に合った理想の鼻を知りたい方は、是非カウンセリングにお越しください。
BIKAN CLINICではカウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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