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避けるべきトラブルと、その回避策
鼻整形は、顔の中心に位置する非常に繊細な手術です。
単に見た目を整えるだけでなく、「美しさ」と「機能性」の両立が強く求められます。
しかし現実には、「理想と異なる仕上がりになってしまった」「時間の経過とともに問題が生じた」といった、いわゆる“鼻整形の失敗事例”が少なからず存在します。
本記事では、美容整形外科医の立場から、実際に多く見られる鼻整形の失敗例と、その原因・回避策について詳しく解説します。
よくある鼻整形の失敗事例とその原因
事例①:鼻先が過度に尖り、不自然な印象になった
✅原因
・軟骨の配置が不適切
・鼻先の延長や引き上げを過度に行った
✅結果
・横顔が不自然に見える
・笑った際に鼻先が動かず、表情が硬く見える
✅回避策
鼻先の構造的な安定性を考慮した軟骨配置と、皮膚の厚み・柔軟性に合わせたデザイン設計が不可欠です。
事例②:プロテーゼが浮き出て見える、またはズレてしまった
✅原因
・皮膚の薄い方に対し、厚みやサイズが適していないシリコンプロテーゼを使用した
✅結果
・鼻筋に段差が生じる
・鼻が曲がって見える
✅回避策
・自家軟骨の使用や、より薄い人工材料の選択が有効です。
また、プロテーゼを使用しない術式(LIFE NOSEなど)も一つの選択肢となります。
事例③:鼻の穴の左右差が目立つようになった
✅原因
・鼻中隔延長や鼻翼縮小時の軟骨バランス不良
・皮膚収縮の左右差
✅結果
・正面から見た際に左右差が強調される
・マスクを外すことに抵抗を感じる
✅回避策
・左右対称性を重視した軟骨形成技術と、術後の拘縮管理が重要です。
事例④:鼻が短くなった、または上向きすぎてしまった
✅原因
・皮膚の強い拘縮
・過去の手術により支持構造が破壊された状態での不十分な再建
✅結果
・いわゆるピギーノーズ(豚鼻)に近い形
・鼻孔が過度に露出する
✅回避策
・軟骨による土台の再建(ストラット形成や鼻中隔再延長)に加え、皮膚のテンションを考慮した設計が必要です。
事例⑤:鼻が詰まる、呼吸がしづらくなった
✅原因
・外見の美しさのみを優先し、鼻腔内の空気の通り道を考慮しなかった
✅結果
・慢性的な鼻閉感
・睡眠時の呼吸障害
✅回避策
・見た目と機能を同時に整える
機能的鼻整形(Functional Rhinoplasty)の導入が不可欠です。
鼻整形の失敗が起こる背景とは?
・経験不足の術者による過度な施術
・顔全体とのバランスを無視したデザイン
・カウンセリング不足によるイメージのズレ
・術後ケア不十分による拘縮や感染
これらが複合的に重なることで、失敗リスクは高まります。
修正手術で重要な考え方
鼻整形の修正手術は、初回手術よりも難易度が高く、
高度な診断力と専門的な技術が求められます。
当院では、以下のようなアプローチを行っています。
・CT検査や視診・触診による内部構造の正確な分析
・不足している支持構造の補強(肋軟骨・耳介軟骨など)
・心理的な不安やご希望も含めた総合的な再設計
失敗しない鼻整形のために
鼻整形で失敗を防ぐためには、
経験豊富な専門医による的確な設計・技術・術後管理が欠かせません。
また、患者様ご自身が術前にリスクや限界を正しく理解し、
十分に納得したうえで手術を受けることも非常に重要です。
当院では、初回手術はもちろん、他院修正や再建手術にも対応可能な専門体制を整えております。
鼻整形に関するお悩みや不安がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
BIKAN CLINICではカウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
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