なぜ修正鼻は美容外科で最も難しい手術なのか?
「修正」ではなく「再建」と呼ばれる理由
鼻整形をご検討されている方の中には、
「以前に手術を受けたけれど、思っていた仕上がりにならなかった。」
「プロテーゼを入れた鼻をもう一度きれいにしたい。」
「他院で修正は難しいと言われてしまった。」
このようなお悩みを抱えてご来院される方が数多くいらっしゃいます。
私たちは日々、多くの修正鼻手術を行っていますが、初回手術と修正手術は全く別の手術だと考えています。
今回は、なぜ修正鼻が美容外科の中でも特に難易度が高いと言われるのか、その理由についてお話しします。
修正鼻は「もう一度手術する」だけではありません
「修正」と聞くと、少し形を整え直すだけ。
そんなイメージを持たれる方も少なくありません。
しかし実際には、修正手術は**一度手術された鼻を、もう一度ゼロに近い状態まで戻し、そこから再び土台を作り直す『再建手術』**です。
そのため、初回手術よりも高度な技術と豊富な経験が求められます。
一度手術した鼻の中では何が起きているの?
修正鼻では、皮膚の中でさまざまな変化が起こっています。
例えば、
・組織同士が癒着している
・傷跡(瘢痕)が硬くなっている
・血流が低下している
・以前使用した軟骨やプロテーゼの影響が残っている
これらを一つひとつ丁寧に確認しながら手術を進める必要があります。
特に、何度も手術を繰り返している場合は、正常な解剖学的構造が変化していることも少なくありません。
修正鼻で最も重要なのは「土台」
家を建てるとき、土台が傾いていれば、どんなに立派な家を建てても長持ちしません。鼻も同じです。
修正手術では、「どんな形にするか」よりも先に、
「今の鼻を支える土台がどうなっているか」を確認することが重要になります。土台が弱いまま高さだけを出そうとしても、
・曲がる
・下がる
・左右差が出る
・拘縮する
といったトラブルにつながる可能性があります。
BIKANが大切にしている「再建」という考え方
BIKANでは、修正鼻を単なる”やり直し”とは考えていません。
まず現在のお鼻の状態を詳しく診察し、
・何が原因だったのか
・どの組織が残っているのか
・どこを補強する必要があるのか
を丁寧に分析します。
必要に応じてCTなども活用し、表面だけでは分からない内部の状態まで確認したうえで治療方針をご提案しています。
見た目だけを整えるのではなく、機能的にも安定した鼻を再建することが私たちの目標です。
修正鼻だからこそ、医師選びが重要
修正手術は、すべての美容外科で積極的に行われているわけではありません。
それは、初回手術とは比較にならないほど高度な知識と技術が求められるからです。
だからこそ、「もう一度手術を受けるなら最後にしたい。」
そう考えている方ほど、修正鼻の経験が豊富な医師へ相談することが大切です。
次回予告
次回は、
「修正できる鼻・できない鼻とは?」
をテーマに、
BIKANが修正手術を検討する際、最初に確認しているポイントについて詳しくご紹介します。
「他院で修正できないと言われた。」
「自分の鼻は本当に治せるの?」
そんな疑問をお持ちの方にも分かりやすく解説していきますので、ぜひご覧ください。
鼻の修正手術・再建手術に関するよくあるご質問(FAQ)
Q. 他院で「これ以上の修正は鼻が崩れるから難しい」と断られてしまいました。BIKANでは診てもらえますか?
A. はい、他院で修正が困難と診断された患者様であっても、BIKANでは積極的にセカンドオピニオンおよび診察を行っております。他院で断られる多くの理由は、内部の瘢痕(傷跡の組織)や癒着が激しく、解剖学的構造が崩れているためです。当院ではCT撮影等を用いて表面から見えない内部の土台(軟骨や骨の状態)を詳細に分析し、LIFE NOSEをはじめとする確かな再建技術をもって、どこを補強すれば安全に綺麗にできるかを緻密に計画します。まずは諦めずにご相談ください。
Q. 修正手術を「やり直し」ではなく「再建」と呼ぶのはなぜですか?
A. 初回の手術とは異なり、修正手術のお鼻の内部は、過去の術式によって正常な軟骨が切り取られていたり、組織同士がガチガチに癒着して血流が低下していたりします。単に「上から新しいプロテーゼや軟骨を乗せる」だけでは、必ず重さに耐えきれず曲がりや拘縮を引き起こします。そのため、崩れてしまった内部の壁や土台をゼロから補強し、構造自体を組み立て直す必要があることから、私たちはこれを「再建手術」と呼んでいます。
Q. 過去に何度も(3回以上)鼻の手術を繰り返しているのですが、それでも修正は可能でしょうか?
A. 回数を重ねているお鼻ほど難易度は極めて高くなりますが、手術を行うことは可能です。ただし、繰り返しの手術によって自前の鼻中隔軟骨や耳介軟骨がすでに残っていないケースが多くみられます。その場合は、土台を最も強固に再建できる「自家肋軟骨」などを用いて、低下した皮膚の伸びや硬さに負けない強いフレームを再構築するアプローチをとります。状態によって最適な方法が異なりますので、事前の入念な診察が不可欠です。
Q. 修正手術を受ける場合、前回の手術から最低でもどれくらいの期間をあける必要がありますか?
A. 一般的には、前回の手術から「最低でも6ヶ月、できれば1年」が経過し、お鼻の内部の炎症や瘢痕組織が柔らかく落ち着いてから行うのが原則です。組織が完全に治りきっていない状態で無理に再手術を重ねると、さらなる癒着や拘縮、感染のリスクを跳ね上げてしまいます。ただし、プロテーゼの露出や重度の急性感染など、緊急を要する場合は例外的に早期の抜去・処置を行うこともあります。
BIKAN CLINICでは3D-CT撮影を用いてカウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。 無理な勧誘や営業は一切ございません。小さなお悩みでもご相談ください。
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